ファイントラック が出したアウトドア製品用洗剤「ALL WASH」オールウォッシュを買ってみた
ファイントラックのスキンメッシュTは通常の速乾素材のアンダーの下に着用する超撥水素材を使ったインナー（メーカーではベースレイヤーと言っている）で、本当に汗が冷えて背中がゾクッとする感覚を感じさせなくしてくれる快適な逸品なのだが、過去一度だけ洗濯の際に使った洗剤が合わなかったようで肝心の撥水性能をダメにしてしまったことがあるためそれ以来洗剤は少し気にして選んでいた。
素材をフワフワと柔らかくしてくれる柔軟剤やシミ？を落としてくれる漂白剤が入っている物は素材の劣化(撥水性能や吸汗性能の低下)を早めてしまうとのこと。もちろんこれにはそれらの成分は含まれておらず、汚れを落とすことを第一に考えられたこだわりの一品。
これ一本で1250円〈税別〉で内容量は420g うちの洗濯機がたしか42Lなので10回くらいはつかえる計算。1回100円ちょっと まぁ許せる範囲。でも使ったアンダーだけ洗うなら5Lに対して5mlなのでその都度手洗いする方向で。
特殊キレート剤ってのがキモらしく、公式HPにあるようにレインパンツの泥ハネよごれとか本当に綺麗になるならこれほど喜ばしい事はナイ!!
今まで使ったことのあるGやNでは洗ってる時は綺麗に見えても乾燥を終えるとうっすら染み出てくるしつこい泥汚れにはホント困っているのだ。この泥汚れが落ちない原因ってのもキチンとあるらしく公式HPによれば泥に含まれる「金属含有成分」が洗剤と反応し、洗浄効果を下げてしまうとのこと。
これを防ぐためいくつもの素材の選定と配合を繰り返す中で発見したのが「特殊キレート剤」だったと。キレート剤とは「金属イオン封鎖剤」を意味しこれを処方することで金属イオンをとらえ洗剤の効果を促進することに成功。あのしつこい泥汚れへの効果を是非お試しください！とある。これはもしかしたらトレッキングシューズも綺麗になるかもしれないな。
ドラム式にも対応します。って使えないものもあるのかしらないが…
洗い方は標準コースを選択し、すすぎは２回おこなうこと
注意点が2つ
※必ずウエアの洗濯表示に従って、洗濯をすること。
※繊細な生地のウエア（L1ドライレイヤー®、L2ベースレイヤー、L3ミッドレイヤーなど）には必ず洗濯ネットをつかうこと。
成分とかざっとみてみたけど前使ってた洗剤の主成分にも同じ素材が載ってた。界面活性剤（36％ ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、純石けん分）、水軟化剤、安定化剤、アルカリ剤、酵素。
液性：弱アルカリ性
用途：綿・麻・合成繊維用
finetrackの全てのウエア（メリノスピン®、シルクスピン®、ラミースピン®含む）に使用可。ダウンジャケットは洗っちゃダメです!!
まぁ配合とかちょっと違うだけでも全然違うものになるんでしょう。アウトドア特有の激しい泥汚れや臭いをしっかり落とせる洗浄成分をしっかり配合さえていることと思います。
最後に一つ 大事な事！！
この洗剤は撥水性・吸汗性を繊維に加工するものではありません。ご注意を。
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