車で滑りにでかけたら下回りの洗浄を忘れずに!!

路面の凍結を防ぐために「塩」が撒かれている所があります。

スキーに出かけると凍結した路面や雪が積もってしまった道路を走ることが多いと思います。そんな雪国の道路には路面の凍結を防ぐために粒上の塩化ナトリウムまたは塩化カルシウムによる凍結防止剤が散布されています。

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 凍結防止剤の成分は?

成分は塩化ナトリウム=Nacl 塩化カルシウム=NaCl2。授業で習いませんでした?そのまんま塩ですね。

塩化ナトリウムと塩化カルシウムはどう違うの?

塩化ナトリウムの特徴

塩化カルシウムと同量使用した場合、塩化カルシウムと比較すると持続時間が長い事が特徴で供給量が安定しているため値段が安価な点でもポイントが高い。

塩化カルシウムの特徴

雪に溶けて発熱する。塩カルは水に溶けると発熱する特性があります。その為即効性が高く、雪を融かす融雪効果が高いのです。

 

車には影響ないの?

残念ながらあります。車って鉄の塊ですもんね。とはいえボディ表面は何層にも塗装が施されているのでそんなに心配ではありません。むしろ車体(ボディ)下側やマフラーパイプなどの排気系が大問題です。大きな部品は防錆処理も入念に施されていますが小さなボルト類はそこまで強力な防錆処理ではないのでそういったところも地味に問題が出てきます。

 

どうやって落とすの?

大量の水で洗い流すことが第一です!!

この写真はいつもは帰りにコイン洗車場へ寄って洗車してから帰るところ、帰宅が遅かったこともあり翌日へ持ち越してしまった時に撮った一枚です。一応車検ごとにディーラーで下回りの防錆処理を追加で行っていますが改めて見てみるとショッキング‼こんなに白く汚れるんですね。この日は気温が低かったせいもあり路面にまかれていた融雪剤と消雪パイプからの散水による大量の水により氷の塊がこびり付き、ボディ表面やフロントガラスは真っ白ザラザラでまるでアユの塩焼きのようでした。

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写真右側の車体部分よりも左下に見えるマフラーのパイプ部分が赤く錆びているのが判りますか?熱い排気ガスが流れるパイプからマフラーのタイコ部分は熱により水分の蒸発が早いため早く痛むのでしょう。ボディに比べると塗装の厚みが薄いですから仕方ないですね。ボルト類は大丈夫なのかなぁ

今までガソリンスタンドの洗車機で洗う際に100円ほど追加してオプションの「下回り洗車」を選択することが多かったのですが細いパイプから申し訳程度に水が噴き出すパイプの上をゆっくり進む程度の方法ではこの塩分や氷塊を取り去ることは出来ないように思えますね。これからは寒いし少し面倒ですが高圧ホースでブシャーっと落とすコイン洗車か、自宅駐車スペースにてケルヒャーでお掃除に切り替えることにします。